ドル独歩高の状態の行く末は

 原油価格の下落、商品相場の下落などを伴い、大きく資金の流れが変わってきました。これまでに積み上がっていたドルショートのポジション調整から積極的にドルロングを構築するようになってきています。そのためドルストレートは軒並み下落し、クロス円も同様に下落する結果となりました。ドル円は再び110円台に上昇してきていますが、上値が重く、保ち合い状態になっています。このドル独歩高の状況がいつまで続くのかが焦点となってきます。多くの人がそろそろ反発するのではと期待していると思いますが、そこ狙いの逆張りはリスクが高く、きっちりとリスク管理をしないと痛い目にあわされることに。

 そんなこんなで難しい局面を迎えていますが、今週の戦略は以下のとおりです。

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今週も荒い展開が予想されます

 今週の注目は、先週のドル買い、ユーロ及びオセアニア通貨売りの流れが継続するのか、それとも一服はいるのかどうかである。アメリカ発サブプライム問題によりアメリカ経済の悪化が表面化し、政策金利の引き下げ、金融政策などさまざまな対策を講じてきたアメリカ。その効果により政策金利引き下げの打ち止め感が広がり、年内利上げに転換するところまできている。原油価格の下落も後押しとなっている。
 一方、欧州を始めとしてオセアニア、アジアはアメリカ経済の悪化の影響から経済悪化が表面化し、これから利下げせざるを得ない状況に追い込まれてきている。原油価格や商品相場の下落がインフレ圧力の緩和に作用することになり、これまで以上に利下げできる環境が整いつつある。
 このように決してアメリカ経済が良化しているわけではないが、悪材料をこれまでに織り込んできた米ドルとこれまで米ドルと比較して選好されてきたユーロやオセアニア通貨は置かれている状況が逆転してきたようだ。よってユーロやオセアニア通貨よりも米ドルを選好する動きが強まっているのが現状だと思われる。

 さて今週も注目材料が多い週である。米国関係では、小売売上高 消費者物価指数 ニューヨーク連銀製造業景気指数 鉱工業生産 ミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されている。一方、米国以外では、RBA四半期金融政策報告 英・生産者物価指数 BOE四半期インフレレポート NZ・第2四半期生産者物価指数 独・第二四半期GDP NZ・小売売上高指数など注目材料が目白押しである。これらの結果次第では、先週の流れがさらに加速する可能性もあり、今週も荒い展開に注意する必要があるだろう。

 このような状況を踏まえて、今週の戦略は次のとおり考えている。


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6月がはじまります

 明日から6月相場、もう今年も折り返し地点に差し掛かろうとしています。今週はオーストラリア、ニュージーランド、英国、ユーロ圏の政策金利の発表が予定されているほか、週末には米国の雇用統計発表を控えており、注目材料が目白押しとなっています。先週のドル買い、ユーロ売りの流れが継続するのか、月が変わって新たな流れを形成することになるのか見極めが必要となってくるでしょう。経済指標の発表をキッカケとして大きな流れとなる可能性もありますので、順張りで流れに乗るようにしましょう。
 また最近はサブプライム関連には関心が薄れ、もっぱら原油相場の動向に関心が移っていました。6月も同様に原油相場及びニューヨークダウを材料として為替相場を形成するのか、それ以外の新たな材料が出てくるのか見極めが重要となるでしょう。
 個別の注目は、やはりドル円でしょう。105円Highの突破も3度目です。明確に106円台に乗せることができるのか、2度あることは3度あるで再び押し戻されてしまうのか重要な局面を迎えています。

 さて今週の戦略ですが、時間に余裕がなくなってしまいましたので、【今週のエントリーポイント】だけアップすることにします。

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4月7日週の戦略

 先週末の雇用統計発表を受けた今週の戦略を検討するにあたり、主な通貨ペアのチャート分析をしました。

【ドル円】


 102円台まで上昇後、膠着状態が続いたが、雇用統計発表を受けて軟調となり、101円Midまで下落してきた。切り返す勢いが弱く、素直に下押しする可能性が高いと考えるが、下降チャネルの下限、20日MA、一目均衡表基準線、転換線、さらにはフィボナッチリトレースメント38.2%と多くの節目が位置する100円Midまでがせいぜいではないだろうか。ここを下抜けると再度100円割れの可能性が高くなるが、ここからの切り返しが有望と考える。

【ユーロ円】


 160円台に回復し、161円Lowまで上昇したが、200日MAでCapされた。ドル円の下落に連れ安となり一目均衡表の雲上限アラウンドまで下落してきた。161円Lowは2月27日の高値であり、ダブルボトムのネックラインとも考えられる。ここを上抜けするとレジスタンスラインが位置する165円台を目指す展開になりそうであるが、当面は159〜161円でのちゃぶつきを形成するのではないだろうか。ユーロドル次第といったところか。

【ポンド円】


 下降チャネル上限まで上昇するも跳ね返されている。下降チャネル上限を上抜ければ、一目均衡表の雲下限ないしはボリンジャーバンドの上限+2σが位置する207円台から208円台まで上昇するのではないだろうか。下値の目途は、20日MA、一目均衡表の基準線、転換線が位置する200円Midアラウンドと思われるが、ここを下抜けると197円台までの下落を覚悟することになるかも。

【カナダ円】


 一目均衡表の転換線及び20日MAを上抜け、レジスタンスラインを目指す流れだったが、一目均衡表の基準線で跳ね返されている。ドル円の動向次第であるが、一旦下押しした場合、20日MA及び一目均衡表の転換線が位置する99円Midあたりまでか。20日MAをキープできるかがカギとなりそうである。再び上昇に転じた場合、レジスタンスラインが意識されることになるが、3度目の上抜けトライであるため注意が必要だろう。

【ポンドドル】


 トライアングルを形成し、そろそろどちらかをブレイクしてきそうである。一目均衡表の遅行線がロウソク実体と交差するところまできており下押しが優勢か。上にブレイクしたとしても、その先には200日MAやレジスタンスラインが待ちかまえており上昇余地があまり無いように感じる。

【オージードル】


 再度ネックラインを上抜け、一目均衡表の雲の上限に沿って上昇している。20日MAを超え、一目均衡表の基準線まで上昇してきており、このまま堅調に推移するためには、3月25日の高値を超えてくる必要があるだろう。下押ししたとしても下値は限定的でフィボナッチリトレースメント38.2%アラウンド、ないしは一目均衡表の雲の下限及びフィボナッチリトレースメント50.0%が位置するあたりまでか。

【キウイドル】


 下値は一目均衡表の雲の下限にサポートされ、雲の中で方向感なく保合を続けている。上値が切り下がってきており、下落リスクが高いのかもしれない。一目均衡表の雲の下限を下回るようだと、上昇チャネル下限までの下落する可能性が高くなるだろう。

 これらの分析結果から今週の裁量トレードの戦略は以下のとおりです。

通貨ペア

ポジション
指値(逆指値)
リミット
ストップ
USD
/
JPY
ロング
100 Mid 102 High 99 High
EUR
/
JPY
ロング
159 Low 163 Low 158 Low
GBP /
JPY
ショート
200 High 205 Mid 198 High
AUD
/
JPY
ロング
92 Mid 95 Mid 91 High
NZD
/
JPY
ロング
79 Mid 81 Low 79 Low
ロング
77 High 81 Low 77 Low
CHF
/
JPY
見送り
CAD
/
JPY
ロング
99 Low 104 Low 98 Low
ショート
102 Mid 101 Low 103 Low
EUR
/
USD
見送り
GBP
/
USD
ロング
1.97 Mid 1.99 Low 1.96 High
AUD
/
USD
ロング
0.91 Low 0.93 Low 0.90 High
NZD
/
USD
ロング
0.78 Low 0.79 Mid 0.76 Mid
ロング
0.77 Low 0.78 High 0.76 Mid



当ブログは、投資勧誘や通貨の推奨、投資助言等を行うものではありません。あくまで管理人の個人的投資記録や感想などを綴ったものです。投資は元本割れなどリスクがつきものですから、ご自分の判断、自己責任で行ってください。当ブログの情報等に基づいて被った損害については、一切の責任を負えませんので、ご了承下さい。

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3月24日週の戦略 ドルストレート編

通貨
現状と戦略
EUR/
USD
 ドル売りが加速し、押し目らしい押し目もなく一気に上昇、遂に1.59台にわずかに乗せた。その後ドル買い戻しが高まり急激に下落し1.54台で引けている。天井をつけたと思われ、このまま下落基調で推移するものと思われる。下値の目途は、フィボナッチリトレースメント(1.4439→1.5902)61.8%の位置する1.50アラウンドか。
戦略1
 【Entry】1.55Midでショート(日足均衡表の転換線アラウンド)
 【Stop】1.57アラウンド
 【Limit】1.51High(フィボナッチリトレースメント50.0%)
戦略2
 【Entry】1.53Lowでショート(20日MA又はフィボナッチリトレースメント38.2%の終値ベースでの下抜け後)
 【Stop】1.54Mid
 【Limit】1.50Low
チャート
GBP/
USD
 フィボナッチリトレースメント(2.1160→1.9336)61.8%まで上昇する前に失速し、再び2.00割れとなってしまった。200日MA、89日MA、さらには20日MAも下回ってしまっており、これらのMAを上抜けられないと上昇することは厳しいだろう。現状、フィボナッチリトレースメント(2.1160→1.9336)23.6%及びフィボナッチリトレースメント(1.9361→2.0397)61.8%の位置する1.97Midで下落が止まっているが、さらに下落する可能性が高いと思われる。
戦略1
 【Entry】2.00アラウンドでショート
 【Stop】2.01Mid
 【Limit】1.94アラウンド
戦略2
 【Entry】1.93割れでショート
 【Stop】1.94Mid
 【Limit】1.88アラウンド
チャート
AUD/
USD
 短期ダブルトップのネックライン(赤色)を下抜け下落が加速した。89日MAアラウンド又は20週MAアラウンドで反発しているが、反発力弱くさらに下落することが想定される。
戦略1
 【Entry】0.91Lowでショート(フィボナッチリトレースメント38.2%アラウンド)
 【Stop】0.91High
 【Limit】0.88High
戦略2
 【Entry】0.88Highでロング(フィボナッチリトレースメント61.8%アラウンド)
 【Stop】0.88Low
 【Limit】0.90Mid
チャート
NZD/
USD
 日足における上昇チャネル(赤色)内に戻り、その中段まで下落が進んでいる。短期ダブルトップ形成とも考えられ、そのネックライン0.78Highを明確に下抜けるとさらに下落が進むだろう。
戦略1
 【Entry】0.78Midでショート(3月20日の安値の下抜け)
 【Stop】0.79Low
 【Limit】0.77Low
戦略2
 【Entry】0.77Lowでロング
 【Stop】0.76Low
 【Limit】0.79Low
チャート


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3月10日週の戦略

 今週は時間がないので詳細な解説は省略し、とりあえず狙い目だけアップします。

通貨ペア

ポジション
指値(逆指値)
リミット
ストップ
USD
/
JPY
ショート
104 Low 102 High 104 Mid
EUR
/
JPY
ロング
156 High 159 Low 156 Low
GBP /
JPY
ロング
205 Mid 208 Mid 204 Mid
AUD
/
JPY
ロング
94 Low 96 Mid 93 Mid
NZD
/
JPY
ショート
83 Low 80 High 84 Low
CHF
/
JPY
ロング
99 Mid 101 Mid 98 High
CAD
/
JPY
ロング
101 Mid 104 Mid 100 High
EUR
/
USD
見送り
GBP
/
USD
ロング
1.99 High 2.02 Mid 1.98 High
AUD
/
USD
ロング
0.91 Mid 0.93 Low 0.90 High
NZD
/
USD
ロング
0.77 Low 0.81 Low 0.76 Low


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今後のドル円を考えると・・・・

 注目材料目白押しの今週がようやく終わりました。今週は超多忙でトレード・メンテナンスをはじめ、ブログの更新もできずにほぼ放置状態でした。乱高下激しい週にこの状態では・・・・

 今週のトレード実績は、まず先週末保有していたポンド円は月曜日早々ロスカットとなりました。ちょっと無謀なロングでしたね。
 月曜日にカナダドルのショート注文が約定しましたが、想定したほど下げず、結局ロスカット。またポンド円のショート注文が約定しましたが、これまたロスカット。
 次に約定したのがポンドドル。こちらも急激なドル売りに見舞われロスカットとなりました。
 この他は、昨日のドル円、クロス円の下落により、逆張り注文が約定し保有ポジションとなっています。


【実現損益】
 GBP/JPY Long 206.10 → 205.40 - 70pips
 GBP/JPY Short 204.20 → 206.00 -180pips
 CAD/JPY Short 104.50 → 105.30 - 80pips
 GBP/USD Short 2.0020 → 2.0120 -100pips


【保有ポジション】
 USD/JPY Long 101.50
 AUD/JPY Long 95.35


 さて、昨日の雇用統計の発表後、ドル円、クロス円は円買いが進み、大幅に下落しました。ドル円にあっては。8年ぶりの101円Midを記録しました。その後は大幅に反発し102円台Highで引けていますが、今後のドル円の動向はどうなるのか考えてみました。



 上のグラフはドル円の月足です。1990年4月から水色のレジスタンスラインを伴い下降トレンドを形成しています。また一度下放れしていますが、それ以降は101円Midで、1999年11〜2000年1月、2004年12〜2005年1月の2度反発しています。今回で3度目の挑戦です。
 この101円Midのサポートラインはかなり強力と考えられますが、ひとたび下放れすると1994年6〜1995年4月にかけて79円台まで下落した時と同様に大きな下落に繋がることになるでしょう。
 今回も明確にこのレベルで反発することになれば、前回2005年1〜2007年6月にかけて上昇した時と同じような上昇をすると仮定すれば、およそ2年後に118円Highのレジスタンスラインを目指すことになると考えられます。その中間点である今年末はせいぜい110円台までの回復しか期待できない計算となります。

 このように101円台は今後を占う意味で最も重要な位置です。どちらかというと反発していくと思っていますので、長期保有を考えて、この時期にドル円を保有することも考える必要があると思います。さてみなさんはどうなさいますか??

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3月3日週の戦略 ドルストレート編

通貨
現状と戦略
EUR/
USD
 念願の1.50台に乗せ上昇が加速した。これから先は未知の世界のため天井は予測できない。NT値(1.3359→1.4967→1.4310)1.5261と計算され、当面の目標はほぼクリアしたとも考えられる。ドルの弱い状況は継続すると思われ、sらに上値を拡大する可能性が高いだろう。たとえば、フィボナッチリトレースメント(1.4439→1.5239)38.2%まで下押しした場合、NT値(1.4439→1.5239→1.4933)1.5427が、50.0%まで下押しした場合、NT値(1.4439→1.5239→1.4839)1.5239と計算される。どちらにしても押し目を買っていきたい。
戦略1
 【Entry】1.49Midでロング(フィボナッチリトレースメント38.2%アラウンド)
 【Stop】1.48割れ
 【Limit】1.54Low
戦略2
 【Entry】1.48Midでロング(フィボナッチリトレースメント50.0%アラウンド)
 【Stop】1.48割れ
 【Limit】1.52Low
チャート
GBP/
USD
 20日MAをアップブレイクし上昇が加速、日足均衡表の雲に突入してきた。雲は厚く、方向感のない動きが予想される。他のドルストレートと比べると上昇力が弱くポンドも売られている状況がわかり注意が必要であるが、その分、他のドルストレートと比べ下落も少ない。現状、ボリンジャーバンドの上限+2σ直下で保合状態となっており、1月下旬の状況と似ている。一旦下押しすることを想定すると、その目途は、日足均衡表の雲の下限、基準線、20日MAが位置する1.96Midだろう。そこをさらに下回ると、再度、ボリンジャーバンドの下限−2σまでの下落が考えられる。
戦略1
 【Entry】1.96Midでロング
 【Stop】1.96割れ
 【Limit】2.00アラウンド
戦略2
 【Entry】2.00アラウンドでショート
 【Stop】2.01Low
 【Limit】1.97Mid
チャート
AUD/
USD
 5日連続陽線が形成され、11月7日高値をアップブレイクした。しかしながら先週末、ドル売りが加速したことに伴い、信用収縮の動きから高金利通貨であるオージーが売られ大幅に下落した。丁度、日足均衡表の転換線アラウンドで引けているが、さらに下落することも考えられる。週足をみると長い上ヒゲを伴った陽線となっており嫌な雰囲気である。一旦調整することを想定すると、下値の目途は、フィボナッチリトレースメント(0.8511→0.9496)38.2%、20日MA、さらには日足均衡表の基準線が位置する0.91Low〜Midと考えている。
戦略1
 【Entry】0.91Midでロング
 【Stop】0.91割れ
 【Limit】0.94アラウンド
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート
NZD/
USD
 日足における上昇チャネルの上限をアップブレイクした後上昇が加速し、7月24日高値を超え、0.82台に乗せてきた。しかしながらその後軟調となり、先週末のドル売りの加速に伴い大きく下落した。20日MAで反発の兆しが伺えるが、それも弱々しく、さらに下値を狙う可能性が高いと思われる。その場合、フィボナッチリトレースメント(0.6638→0.8212)23.6%が位置する0.78Midが第一候補であるが、89日MA及びボリンジャーバンド下限−2σが位置する0.77Midまでの下落も想定しておきたい。
戦略1
 【Entry】0.78Midでロング
 【Stop】0.78割れ
 【Limit】0.82Mid
戦略2
 【Entry】0.77Midでロング
 【Stop】0.77割れ
 【Limit】0.80Mid
チャート


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3月3日週の戦略 ドル円・クロス円編

 今週は注目材料が目白押しであり、リスク管理をしっかりしないと大変なことになりそうです。
 まず、ニュージーランド、カナダ、英国、ユーロ圏、日本の政策金利の発表があります。
 また、米国関係の経済指標の発表が目白押しとなっています。ISM製造業景気指数から始まり、ADP全米雇用者数、ISM非製造業景況指数、ベージュブック、中古住宅販売留保とあり、極めつけは週末の雇用統計と続きます。
 さらに、欧・消費者物価指数、加・GDP、住宅建設許可及び失業率、豪・小売売上高及び第4四半期GDPの発表が予定されています。

 今週の注目はドル売りがどこで一段落つくかです。したがって特に米国関係については要注意です。ネガティブ材料には大きく反応し、ポジティブ材料には余り反応しないことが予想され、さらにドル売りが加速する可能性があります。一気に100円割れもという事態も想定しておく必要があるでしょう。
 また、さらにドル売り、円買いが加速するような事態になれば、当然、クロス円も下落し、ドルストレートも下落することになりますので、特にクロス円のトレードは、ドル売りの状態が落ち着くまで控えたほうが良いかもしれません。

 とにかく明日の寄り付きに注目です。ドル円・クロス円ともに大陰線を形成し安値引けとなっていますので、その流れが継続すると、大きなギャップダウンで始まるかもしれません。その場合、超短期のチャンスが生まれます。窓閉めするための短期反発が予想されるからです。朝早くからトレードできる環境の者はトライしてみる価値はあるかもしれませんが、あくまでも自己責任でお願いします。

 それでは今週の戦略です。

通貨
現状と戦略
USD/
JPY
 108.30〜40円をアップブレイクできず4日連続陰線となり、とうとう103円台になってしまった。日足における下降チャネル(赤色)の上限に達することができず下落しておりドルの弱さが目につく。今後どのあたりで下落が止まるかが注目されるが、NT値(114.65→104.95→108.60)102.55円又はV値101.30円が当面の下値ではないだろうか。そのレベルでの逆張りも戦略としてはあるが、これだけ弱いドルの状況を見ると大きな反発も期待できないだろう。やはり戻り売りが一番リスクが少ないということか。
戦略1
 【Entry】104円Highでショート
 【Stop】105円High
 【Limit】101円Low
戦略2
 【Entry】105円Midでショート
 【Stop】106円Low
 【Limit】102円Mid
チャート
EUR/
JPY
 2月12日から12日間、堅調に推移し、20週MA、89日MA又はフィボナッチリトレースメント(166.65→152.11)61.8%アラウンドまで上昇したが、その後軟調となり、先週末大きく下落した。日足均衡表の転換線、20日MAもダウンブレイクし、日足均衡表の基準線又は89週MAアラウンドまで下落してきた。現在値あたりからの反発が想定されるが、ここからさらに下落するとフィボナッチリトレースメント(166.65→152.11)23.6%アラウンド、さらには週足におけるサポートライン(桃色)アラウンドまでの下落が考えられる。
戦略1
 【Entry】155円Midでロング(フィボナッチリトレースメント23.6%アラウンド)
 【Stop】154円High
 【Limit】157円Low
戦略2
 【Entry】154円Lowでロング
 【Stop】153円Mid
 【Limit】157円Low
チャート
GBP/
JPY
 今回もフィボナッチリトレースメント(241.34→204.59)23.6%又は200週MAが位置する213円Midを明確にアップブレイクすることができず大幅な下落となっている。下値の目途は週足におけるサポートライン(桃色)が強力と考えており、仮にここもダウンブレイクするとさらに下落が加速するだろう。
戦略1
 【Entry】205円Lowでロング(週足におけるサポートラインアラウンド)
 【Stop】204円アラウンド(1月23日安値のブレイク)
 【Limit】212円High(日足均衡表の雲下限)
戦略2
 【Entry】204円Lowでショート
 【Stop】206円アラウンド
 【Limit】199円Mid
チャート
AUD/
JPY
 日足均衡表の雲を上抜けし、200日MAをアップブレイクしたところで保合となったが、先週末大幅な下落に見舞われた。リスク回避の動きから高金利通貨が大きく売られることになったものである。再び89日MA、20日MAをダウンブレイクし、なんとか日足均衡表の基準線、又はフィボナッチリトレースメント(90.09→100.49)38.2%アラウンドで引けている。ドル円の状況にもよるが、さらに下押しする可能性もあり、その場合、フィボナッチリトレースメント(90.09→100.49)50.0%、89週MA、週足均衡表の転換線が位置する95円Mid〜Lowあたりが強力なサポートとして機能するだろう。そこも下抜けると次は週足におけるサポートライン(桃色)アラウンドまでの覚悟が必要と思われる。
戦略1
 【Entry】95円Midでロング(週足均衡表の転換線アラウンド)
 【Stop】95円割れ
 【Limit】97円Low
戦略2
 【Entry】93円Highでロング(週足におけるサポートラインアラウンド)
 【Stop】92円High
 【Limit】96円Low
チャート
NZD/
JPY
  日足における下降チャネル上限及び200日MAをアップブレイクしてから堅調に推移していたが、88円台に乗せてきたところで力尽きた。先週大きく下落し、再度下降チャネル内に戻ってくるとともに、200日MA、89日MA、20日MAとことごとく移動平均線をダウンブレイクし安値引けしている。この先どこでこの下落が止まるのかが焦点であり、フィボナッチリトレースメント(78.19→88.10)61.8%が位置する82円アラウンド、フィボナッチリトレースメント(74.26→91.39)61.8%が位置する80円High、1月22日安値78円アラウンドと考えられるがピンとくるものがない。様子見が正解か。
戦略1
 【Entry】様子見
 【Stop】
 【Limit】
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート
CHF/
JPY
 日足におけるレジスタンスライン(赤色)をアップブレイクして上昇が加速するかと思われたが早々に失速し、日足におけるレジスタンスラインをダウンブレイクしてきた。リスク回避の動きからスイスフランは買われ易い状況であるが、ドル円の下落状況に大きく影響を受けてしまう。さらに下値を拡大した場合、200日MA、89日MA、20日MA、20週MAなどが集中する98円Midあたりまでの下落の可能性があるだろう。
戦略1
 【Entry】98円Midでロング
 【Stop】97円High
 【Limit】100円Mid
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート
CAD/
JPY
 日足におけるレジスタンスライン(赤色)及び20日MAをアップブレイクした後上昇が加速したが、週足均衡表の雲上限で跳ね返され、再度20日MAをダウンブレイクし、日足におけるレジスタンスラインアラウンドまで下落してきた。85円アラウンドはこれまで何度も反発してきたレベルであり、日足ボリンジャーバンドの下限−2σが位置していることから、今回も反発する可能性があると思われるがドル円次第だろう。このレベルを下放れすれば下落が加速するだろう。
戦略1
 【Entry】105円アラウンドでロング
 【Stop】104円Mid
 【Limit】106円High
戦略2
 【Entry】104円Midでショート
 【Stop】105円Low
 【Limit】101円Mid
チャート


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今週は月末で重要経済指標の発表相次ぎ波乱含み!?

 先週末はドル円下落、ドルストレート上昇となり、ドル売りが加速しました。ゴールドマン・サックスとベア・スターンズがバーンスティーンにより収益見通しを引き下げられたこと、メリルリンチがフレディマックやファニーメイの投資評価を引き下げたことなどを材料に金融セクター中心に株式相場を押し下げ、ニューヨークダウが軟調となったことが主な要因のようです。モノライン会社のアンバック救済案が週明けに発表されるとの報道からニューヨークダウが続伸したことを好感しドル円は最後の1時間で急激に戻していますが、明日の寄付後は戻り売り圧力が強いと思われ、下値探りにいくことになるのではと考えています。
 ニューヨークダウが96ドル上昇し、CME225先物が60円上昇していることから、明日の日経平均は高値寄付となるでしょうが、このところ日経平均との連動性が低い為替市場ですので、東京株式市場寄付後も大きな期待をするのは難しいのではないでしょうか。

 さて今週は月末でもあり、さらに重要経済指標等の発表が目白押しなのでボラタイルな展開が予想されます。
 米国関係では明日に中古住宅販売件数、明後日は生産者物価指数、水曜日に耐久財受注及び新築住宅販売件数、木曜日に第4四半期GDP、金曜日にPCEコアデフレータと毎日のように重要指標の発表があります。さらには、水曜日と木曜日にはバーナンキFRB議長の議会証言が予定されており、今週はドル中心に大きく相場が動きそうです。米国以外では、明後日に独・IFO景況指数、水曜日に英・第4四半期GDPの発表が予定されています。

 難しい相場が続きますが、気を引き締めて今週も乗り切りましょう。

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2月25日週の戦略 ドルストレート編

通貨
現状と戦略
EUR/
USD
 下押すものと考えていたが、下値は89日MAにサポートされ堅調に推移した。4度目の1.50台突入トライに向かうものと思われ、今度も返り討ちに合うのか、4度目の正直となるのか大いに注目される。最初はショートから入ってみたい。
戦略1
 【Entry】1.49Midでショート
 【Stop】1.50Low
 【Limit】1.44Mid
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート
GBP/
USD
 先週の前半は軟調で1.94を割り込んでしまったが、木曜日1日で一気に下落分を取り戻し、金曜日には20日MA及び日足におけるレジスタンスライン(赤色)を上抜けた。週足では既に均衡表の雲の中に入り込み、日足では均衡表の雲が下降してきているため、思うように上昇できず保合となるかもしれない。2月14日の高値を上抜けなければ上昇も覚束ないだろう。
戦略1
 【Entry】1.95Highでロング(日足均衡表の転換線アラウンド)
 【Stop】1.95Low
 【Limit】1.97Mid
戦略2
 【Entry】1.97Midでロング(2月14日高値の終値ベースでの上抜け確認後)
 【Stop】1.96Mid
 【Limit】1.99Mid
チャート
AUD/
USD
 2月4日高値を上抜け上値を拡大し当面の目標を達成した。このままさらに上値を伸ばしていくのか今後の動向が興味深い。ドルが弱い状況を考えると一気に11月7日高値に迫る場面もあるかもしれない。
戦略1
 【Entry】0.90Highでロング(フィボナッチリトレースメント50.0%)
 【Stop】0.90割れ
 【Limit】0.93Low
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート
NZD/
USD
 短期トライアングルを上抜けると概ね堅調に推移し、ついに日足における上昇チャネルの上限も上抜き、7月24日高値の直下まで上昇している。このまま7月24日高値を上抜き、さらに上値を伸ばしていくのか今後の動向が興味深い。
戦略1
 【Entry】見送り
 【Stop】
 【Limit】
戦略2
 【Entry】
 【Stop】
 【Limit】
チャート

記事ボトム画像

2月25日週の戦略 ドル円・クロス円編

通貨
現状と戦略
USD/
JPY
 108円Midを上放れすることができず、107円台も割り込む結果となってしまった。先週末最後の1時間の急反発により何とか107円台回復し、20日MAまで戻してきたが、状況は悪化したものと思われる。先週末の下値は日足均衡表の基準線アラウンドで反発しているが、先週末の安値を割り込むことがあれば、再度、104円台を目指すことに転換しそうである。
戦略1
 【Entry】106円Midでショート(22日安値を明確に下抜けたことを確認後)
 【Stop】107円Mid